同じ宛先なら同梱できる?意外と知られていないメルカリ便のルール!
同じ方から複数の商品を購入してもらうと、宛先も同じだし手間なので「まとめちゃってもいいのかな?」と思うことがあるかもしれません。
また、商品を1つ購入された後に、「もう1つ購入するから値引きして欲しい」と言われた経験のある方もいるでしょう。
このようなケースでは、どのように対応したら良いのでしょうか?
今回は、メルカリ便の同梱ルールについてお話します。
メルカリ便の同梱は禁止
ゆうゆうメルカリ便・らくらくメルカリ便の両方とも、他の取引の商品を同梱して発送することを禁止しています。
しかし、取引件数が多くてもこのルールを知らない利用者は意外に多く、1つ購入した後に値引きと合わせて依頼されるケースは少なくありません。
やろうと思えばできる!
システム的には、同梱はできなくはありません。
発送手続きの際に片方の配送方法を「メルカリ便を使わない」に変更して発送ボタンを押してしまえば、発送通知は完了します。このとき1つは架空発送になります。
何で禁止なの?
メルカリ便は万が一のときの補償が付いている配送方法です。紛失や破損のトラブルに出品者も購入者も全額が補償されるという、安心の制度です。わたしも破損トラブルで2度お世話になりました。
他の取引の商品をメルカリ便で同梱すると、適切な補償などが受けられない可能性があるのです。
もし同梱したいなら
それでも購入者にお願いされることがあります。その場合は今の取引をキャンセルして、複数をまとめた状態で再出品し再購入してもらいしょう。
双方の合意によるキャンセルであれば、ペナルティの対象にはなりません。
しかしこの方法は手間がかかりますので、面倒であればメルカリ規約を理由にお断りするのも一つの方法です。
勝手に同梱しないこと
たまに複数の商品を勝手に同梱されて送られてくることがあります。
出品者にとっては送料が浮いてラッキーですが、購入者にとっては補償が受けられないかもしれないというデメリットがあります。
「送料を返せ」?!
購入者の中には、「商品代金には送料も含まれている」という意識を持っている人も少なくありません。浮いた送料は出品者が受け取ることになるので、受取評価で「送料を返せ」とコメントされている出品者も実際に見かけたことがあります。
値引きがなければ購入者にはメリットのあまりないことですし、そもそも禁止行為ですので注意してくださいね。